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SDGs研修会~今こそ、社会福祉法人の強みを活かした視点・取組を考える~(令和3年7月29日(木)開催)

全世界でその共通のキーワードとなっている「SDGs」、誰ひとり取り残さない、持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標として、さまざま取り組みが注目されています。
今回、このSDGsの基本的な概念を理解し、社会福祉法人の強みとは何か。公益的な役割りを活かした取り組みのあり方について、SDGsの実践の視点から模索していくために、研修会を開催いたしました。
講師には、2020年月刊福祉にもその記事が掲載されていました、日本でのSDGsの考え方や取り組みや普及啓発活動を行っている「一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク」の理事・事務局長の新田 英理子(にった えりこ)氏をお招きし、Zoomミーティングによるオンライン開催にて研修会を開催。
大阪青年経営者会会員をはじめ会員外も含め30名の方にご参加いただき盛況でした。
新田英理子氏からは、SDGsの基礎的理解、SDGsの日本での現在地、SDGsを社会福祉法人の強みに絡めるとして、これからの社会福祉法人がそれぞれの強みを活かした取り組みの実践を考えるポイントについて講演がありました。
公益と共益。これまでとこれからの社会では、価値基準が大きく変化していると話します。
「具体的に行動を変える」、「先入観を取り払う(ダイバーシティ・エシカル)」などSDGsの基本的な考え方を地域共生社会に置き換えて考えてみることが大切」と参加者へメッセージがありました。
参加者からは「質疑応答や他法人の取り組み状況などを報告・共有できとても良かった」、「参加者同士でこれからのSDGsの考え方を話す機会があり、SDGsの考えを踏まえた事業方針・事業計画を考えていくヒントを得た」、「講演のなかで『普段の取り組みの見方をSDGsの視点に変えてみること』と聞けて、何か始めないといけないという考え方から、今取り組んでいるものの見方を変える視点に気づくことを学べ自信につながった」とたくさんのこれからの抱負や感想が寄せられました。