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活動事例
ICT活用とDX研修会(令和4年3月18日(金)開催)

昨今、新型コロナウィルス感染症の感染拡大が日本各地で猛威を奮う一方、日本の全業界といっても過言ではないくらいICTの導入・活用が加速しました。社会福祉の分野においては、利用者へのケアやバイタルチェックなど安全確保のツールとして、園児の登園記録管理や保護者への情報発信のツールとして、オンライン上での研修や講習会の開催などさまざまICT環境が構築されています。
これからのICTとDX実践で大切にしてほしいこと
ICTなどの環境が一気に加速する現在において、ここでは、「DX(Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)の略称)」の意味や考え方についての基礎的理解と実践における注意しておきたいポイントを深めることを目的に開催しました。
※【DXについて】
Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)の略称。デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革することを意味し、略して「DX」とも呼ばれる。

講師には、株式会社リクルート・山本万優氏をお招きし、Zoomミーティングにて開催。
これまでの経歴と海外でのあるきっかけから現在の教育業界へキャリアを変えた理由をはじめに、取り組まれた「リアルドラゴン桜プロジェクト」の経験談から「ICTの活用は目的でなく手段として考えることが大切です」と、対面・人(存在)の価値が高い業界はDXやICTを進めるのが難しい点について話されました。
「ICTを使って解決できるもの、解決できないものを正しく知ること」など教育業界での失敗談も話す山本氏。
これから社会福祉業界がICTやDXの加速化において見失ってはいけない大切なポイントなど貴重な講演をいただき、参加者からは「DXの考え方を正しく認識できた。今日の体験談に基づく講義はこれからの日々の利用者支援に活かしていきたい」と感想が寄せられました。