ふくしおおさか1月号
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らず一緒にプレーでき、年齢を問わず、誰でも一緒に参加できるスポーツ。参加者全員が風船に触れてからでないと、相手コートへ返してはいけないルールのため、参加者同士で自然とコミュニケーションを図ることができます。風船バレー…障がいの有無に関わ茨木市社協(以下、市社協)では、こどもボランティア部『ぷく』「(以下、ボランティア部)を昨年2月に立ちあげました。中高生が、それぞれのペースで自分たちにできる活動に取り組んでおり、市社協の学習支援、生活支援事業をきっかけに参加したメンバーもいます。さまざまな悩みや課題を抱える子どもたちもいますが、それぞれの趣味や得意なことを生かして、誰かの役に立てるということを経験し、メンバーの子どもたちの自信につながっています。ボランティア部の結成にあたり、イラストが得意な中学生のメンバーがイメージキャラクターを制作し、グループ名を福祉から一字を取って「福(ふく)くん」と名付けました。4月に予定していた「みんな集まれ!!ボランティア」へのブース出展を目標に、メンバーで出し物を検討していた矢先、新型コロナウイルスの影響でイベントが中止に。これをきっかけに、「何でもできるわけじゃない。でも何かはできる」をモットーに活動を進めています。これまでに、ひとり暮らし高齢者の家の片付けや荷物運びをはじめ、子ども食堂のインタビューや施設のお手伝いなどに取り組んでいます。動を通して、子どもたちが今後、辛い経験や困難に直面しても立ち向かえるように、子どもたち同士のつながりを創ることや市社協が気軽に相談できる居場所(役割)となれるようにしたい」と話しました。ちとの関係性はもちろん、返事や意志表示もしてくれるようになるなど、うれしい変化も生まれています。ら誘われたのが活動のきっかけで、施設の壁画作成が一番記憶に残っているそうです。今では、1人でも活動してくれています。今後の目標を聞くと「運動が大好きなので、高校生になったら、スポーツ系の部活に入ってみたい」と話しました。ポーツボランティアや地域で行っている市社協の安あう藤八やえ枝さんは、「この活また、活動を重ねるごとに、子どもた中学3年生の東琉る奈なさんは、友達か新たな一面を知った安藤さんは、「スんどあずま風船バレー(るように調整したい」と意気込みました。子どもたちの成長を肌で感じ、一人ひとりのペースに応じて一緒に考えて取り組むボランティア部の活動に、これからも目が離せません。)にもチャレンジでき5府社協 地域福祉部TEL.06(6762)9473/FAX.06(6762)9487第681号 この広報紙の作成には共同募金配分金を活用させていただいていますイメージキャラクターの福(ふく)くん。茨木市社協のTwitter(@ibaraki_syakyo)のメイン画像にもなっています。左から中学生の東 琉奈さん、市社協の安藤 八枝さん絵を描くのが好き! 看板を作成しました。空いた時間を生かして!診療予約のお手伝いをしています!~数年後を見据えて、ギュギュっとつながる~“安心と安全の福祉のまちづくりを”No.99こどもボランティア部『福ぷく゜』

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