NPO法人大阪虹の会

 社会的ひきこもりの当事者と家族を支援するために活動している大阪虹の会は、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、当事者と家族に寄り添う居場所事業の展開が困難となってしまいました。そんな中でも、感染状況に留意しながら、7、8、9、11月と断続的に、広い場所を借りて定例家族会を開き、互いの悩みを出し合いながら、コロナ禍での家族との関係について話し合いました。
 また、緊急事態宣言が解除されていた10月には、当事者が自由に集まって居場所活動も実施することができました。
 まだ、厳しい状況が続いている中で、今後も、直接顔を合わせるような活動は難しいと思われます。けれども、今まで継続してきた、手紙やはがきなどを送付するとりくみを続けるとともに、オンライン相談なども活用しながら対応する新しいとりくみも織り交ぜ、つくりあげてきた人と人との関係を、つなげ続けていきたいと考えています。

NPO法人大阪虹の会