回想法ボランティアグループ「スイートピー」

 回想法ボランティアグループ「スイートピー」は、回想法という手法で住民・高齢者が地域(カフェ)などに出かけて社会と触れ合う社会参加のきっかけづくりにと「思い出ノート・エンディングノート」を活用したセミナーを開催。介護予防・認知症予防の普及・啓発、コミユニケーションの活性化に取り組んでいます。
 ① 認知症(回想法)カフェでは地域医療機関の協力のもと入院患者・認知症の人とその家族・地域住民・ボランティアが集い、認知症の人もそうでない人も楽しく語って人生をつむいでいっぱい涙を流しました。なじみの人もできる通いの場となっています。
 ② 高齢者施設(事業所)においては普段口数の少ない方でも他者と交流することで連鎖的に記憶が蘇り昔の話に花が咲き、仲間意識が芽生えその場に慣れようとする姿勢、鉛筆を持ちノートに書く姿勢が表れました。
 ③ 一般住民向けに地域の医師・地域包括支援センターと協同しセミナーを開催。ワークショップには91名が参加、昔を思い出しながら半生を振り返る自分史つくりに挑戦。頭の体操につながり、自身を見つめなおすきっかけになったと思います。

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