いっしょにいくで!大阪・関西万博!!届け!ボ自分の地域を知り、社会に貢献したいという地域の高齢者のニーズに応えるため、令和元年に、市の公募型協働のまちづくり提案事業に応募。“なわて高齢者大学”を立ちあげました。現在は会員の受講料で、自主運営をしています。高齢者大学を修了した人たちが、民生委員・児童委員、ボランティアとして活動をはじめるなど、“なわて高齢者大学”は地域活動の担い手を養成する場にもなっています。山本さんは、こども食堂の運営やひとり親家庭への食材配達など、行政や社協、関係団体とも協力し、子育て家庭の支援も行っています。「届いた食材を見て、まだ生きていて委員長の芦あしだ田三み雄つおさんは、子どもの時のボーイスカウトから、PTA、自治会、保護司などさまざまな地域活動に取り組んできました。退職後、本格的にボランティア活動をスタート。地域をもっと知りたい、自分の知識や能力を生かしたいという思いから、多くのボランティア団体で活動しています。として、行政や社協、自治会などと関係性をつくり、つながりの中で活動をつくってきたと語る芦田さん。大切にしていることは地域をつなぐコーディネートだと話します。推進部会の部会長として、桃山学院大学の学生と一緒に子どもたちへのイベボランティアという地域の活動者多様な団体と連携・協働を図る協働7第703号 第703号 この広報紙の作成には共同募金配分金を活用させていただいていますこの広報紙の作成には共同募金配分金を活用させていただいています いいんだと思えました」配達から帰ってきたときに届いた母親からのメールに、山本さんは涙を流し、活動の意義を感じました。ひとり親家庭では、経済的な困窮の他に、経験格差も大きな課題だと感じています。そこで、クリスマスなどのイベントを、体験と学びの場となるように、企画・実施しています。長年の活動で、地域の人から「じいじ!」と気軽に声をかけてもらうことがうれしいと話す山本さん。ボランティア活動に大切なことは、仲間の存在だと語ります。「人と人とがつながり、よろこびを分かちあい、こどもまんなか社会をつくりたい」山本さんの熱い思いは大阪・関西万博の会場で来場者の方に届けられます。和泉市和泉市ボランティア・市民活動センター「アイ・あいロビー」は、ボランティア・市民活動の拠点として、地域住民で企画・運営をしています。和泉市アイ・あいロビー運営委員会ントやボランティア団体との交流活動も企画・実施しています。また、芦田さんは、アイ・あいロビー福祉体験グループの一員として、地域の方や社協とともに小中学校の福祉体験学習も実施しています。子どもたちが、車いすやアイマスクなどの体験を通じて、障がいのある方や高齢者について理解を深め、自分のことのように考え、誰にでも思いやりをもって自然に行動できるようになってほしいと企画・立案し、取り組んでいます。子どものイベントに参加してくれた保護者が、ボランティアとして参加してくれるなど、少しずつ地域でつながりができてきていることを実感していると話す芦田さん。「できる時にできることをして、『ありがとう』と言ってもらえることがボランティアの魅力。地域共生社会をつくるため、『何かお手伝いできますか?』と気軽に声かけできる地域の大切さを伝えたい」大阪・関西万博に向けた意気込みを芦田さんは熱く話します。笑顔でボランティア活動を語る山本啓一郎さん「アイ・あいロビー」は「出会いの場・交流の場・学びの場」と話す芦田三雄さん地地域域のの担担いい手手ををつつくくるる子子どどももたたちちへへのの福福祉祉教教育育自自分分をを生生かかせせるるボボラランンテティィアア子子育育てて家家庭庭をを支支ええる る 地地域域共共生生社社会会ををつつくくるる地地域域ををつつななぐぐココーーデディィネネーートトみみんんななのの““じじいいじじ””
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