①自動運転による「ラストワンマイル」の移動支援サービス「クルクル」変わらぬ関係を守っていく用いた移動支援サービスです。ゆっくり走る亀がモチーフで、家の近くまで「来る」、町を「くるくる回る」、環境にやさしい燃料を使って「仕組みをくるくると継続させていく」という意味が込められています。自動運転時は道路に埋め込まれた電磁誘導線上を進み、道中に障害物があれば手動運転に切り替えることもできます。現在クルクルは南花台、下里、日東町・大師町で運行しており、 運転は地元の社会福祉法人や企業、地域ボランティアが担っています。度ふくしおおさか特別号(689号)でも紹介しています。下のQRコードからご覧ください。しんでもらえるような取り組みも行われています。地元の中学生がクルクルの車体をはじめ地域の階段、学校など住民の身近な場所にアートを施し〝私「クルクル」とは、低速電動カートをクルクルの取り組みは2022年事業を進める上では、地域に慣れ親たちのまち〟と意識してもらえるよう、働きかけを行っています。当初から完全自動運転化を見据えて計画が進められてきたクルクルですが、自動運転化が進んでも地域住民同士の変わらぬ関係性が見られます。同市・まちづくり推進課の窪くぼた田敬けいけ介すさんは「地域の方に添乗員として継続して関わってもらうことで、今後も顔の見える関係を守っていきたい」と話します。河内長野市は、豊かな「ふだん暮らし」を生み出す、地域に寄り添った未来技術の実証実験をすすめてい ます。今回は、大阪・関西万博会場にて実施される「OSAKAから地域共生の未来をつくる」プロジェクトでも発表される3つの未来技術社会実装事業と、市と連携して事業に取り組む河内長野市社協の活動を紹介し ます。特集2緑豊かな河内長野市らしい、鮮やかな新緑の色が目を引きます未来技術がささえる未来技術がささえる「ふだんの暮らし」のこれから「ふだんの暮らし」のこれから
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