7月始動!ともに描く岸和田の未来今年度より三木会の会長に就任された白しらい井敏とし敬のりさん(やまだい保育園)は「今後はこの委員会のもと、施設種別の垣根を超えた地域課題に対応していきます。社協とも連携を図りながら、社会福祉法人による地域貢献への取り組みをさらに広く周知していきたいと考えています。これまでの活動を継続しつつ、大阪しあわせネットワークと連携し、岸和田らしい地域共生社会をめざします」と語られました。岸和田市の地域貢献委員会は7月16日からスタート、これからの活動に期待が高まります。地域共生社会の新たな一歩岸和田市では、昭和40年代に「三さん木もく議会が設立されました。市内49の福祉施設が参加し、施設間の情報共有や連携強化を図りながら、地域に根ざした福祉の向上をめざして活動を続けています。昨年度より活動の幅が広がり、さらに実効性のある地域貢献をめざした取り組みの一環として、新たに岸和田市社協が三木会に加入しました。社会福祉法人・社協が協働して、地域貢献に取り組むことを目的に、三木会の中に「地域貢献委員会」を設立する方向での合意が得られました。た社会福祉法人の地域貢献社会福祉法人の地域貢献頑張っています頑張っています 会かい」という通称で民間社会福祉施設協設を対象に、地域における公益的な取り組みに関して優れた実践を表彰する事業を実施。今回、優秀賞を受賞した(福)優心会の地域の居場所「こうのとりのタマゴ」の実践を紹介します。きっかけは地域の声から4月より、特別養護老人ホームこうのとりに併設するデイサービスセンターの休業日を活用し、毎月1回開催しています。暮らしの高齢者など平均30名が参加。食事の提供のほか、寄贈されたお菓子やおもちゃの配付、折り紙制作、金魚すくいなど、楽しく過ごせる空間となっています。て出会った方々から、引きこもりやひとり暮らしの高齢者、生活課題を抱える子どもたちの話を耳にする機会が増えました」と語るのは、施設長の北きの野いか」と職員で話しあいを重ねた結老人施設部会では、毎年度、会員施「こうのとりのタマゴ」は、令和6年開催日には、近隣の小学生やひとり「小学校の登校時見守り活動を通じ「施設の機能をいかして何かできな果、誰もが気軽に立ち寄れる居場所としてはじまりました。地域や参加者が運営を支える運営には、町会役員や小・中学校のPTAなどで構成される「長原東地域活動協議会」が協力し、準備や受付などを担っています。さらに、近隣の児童福祉施設や平野区社協、企業・団体など、多方面から支援を受けています。区社協とも関わりのある家庭が参加するなかで、「助けてもらった分、何か役に立ちたい」と、片づけを手伝っています。また、高齢者が、初対面の子どもたちに折り鶴の作り方を教える場面もあり、「一人で家にいるより、誰かと関わることで気もちが穏やかになります」と話されていました。名称の「こうのとりのタマゴ」は、“幸福を運ぶ鳥”として知られるコウノトリにちなんだもの。地域に多くの幸せを届けるこの取り組みには、今後も大きな期待が寄せられています。智ともで傑ひさん。老人施設部会10施 設 通 信CSW、スマイルサポーターの情報共有、事例検討も継続しています地域貢献委員会の設立に向けて集う三木会のみなさん夏にはみんなでかき氷づくり。子どもたちも率先して手伝ってくれました大阪しあわせネットワークでは、さまざまな地域貢献に力を入れています。今回は岸和田市での地域貢献委員会発足を紹介します。「「優優秀秀実実践践アアワワーードド((ききららっっとと光光るる実実践践))」」受受賞賞
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